ハフィーニャ、試合の英雄、50ゴールに到達

ハフィーニャ・ジアス・ベローリ。彼は今季、FCバルセロナでゴールを決め続けている選手が、今回、セルタとの対戦においてバルサがスペクタクルな逆転勝利（4-3）を手にした試合でも、貢献し、そしてこの試合で決めたゴールで、バルサのユニフォームを身につけ、50ゴール目に達した。バルサの選手として、そして彼のキャリアにおいて、今季ほどゴールを決めたことはなく、バルサの 11 番にふさわしいことを日々、証明している。 

アシストとダブルゴール

4月19日（土）、モンジュイック、そしてバルサはかつてないほどハフィーニャのゴール力を必要としていた。そして彼は最も誰もが必要としてる時に現れた。最初はキャプテンの一人として、落ち着きをもたらすためのアシストをダニ・オルモに送り、後半19分にスコアを2-3にするのに貢献したのだった。

だが、アシストで満足するハフィーニャではなかった。その4分後、彼は同点弾を決める主役となった。しかし、ハフィーニャは勝ち点1に甘んじず、その後、ハンジ・フリックの試合の救世主となったのだ。

試合が終わりかけていた時、彼は再び、その状況に割り込んだ。デル・オルモのプレーによりPKを手にしたバルサのそのシュートをハフィーニャは請け負った。そしてPKに向かってシュートを放ったハフィーニャは、アディショナルタイムに与えられたPKを沈めてバルサの勝利をもたらしたのだ。

最多ゴールを決めているシーズン 

このダブルゴールにより、ハフィーニャは、FCバルセロナのユニフォームを身につけ、135試合に参戦して50ゴール目を祝うことになった。ハフィーニャにとって３シーズン目でだが、今季は既に30ゴールを決めており、その前の２シーズンは、それぞれ各シーズンに10ゴールを決めていることを思えば、今季の活躍ぶりは明らかだろう。バルサの11 番はハンジ・フリックの攻撃陣として飛躍を果たした。全てのバルセロニズムが、マントを羽織っていなくても、常に必要な時に現れる救世主であり、英雄の彼の存在感をひしひしと感じている。