バジャドリード1 -2 バルサ:決定的な逆転勝利
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再び、勝ち点3、そして今週もリーガの首位はFCバルセロナのものだ。ホセ・ソリージャスタジアムで、バルサはバジャドリードに前半にイバン・サンチェスのゴールで先制されたが、後半にハフィーニャとフェルミンのゴールで逆転し、リーガ制覇に向けて大事な一歩となる貴重な勝ち点3を手にした。
幸運に欠けた前半
ハンジ・フリックは、前日記者会見で明言したように、テア・シュテーゲンをゴールマウスに据えた他、エクトル・フォルト、アラウホ、クリステンセン、ジェラルド・マルティン、ガビ、ペドリ、フェルミン、パウ・ビクトル、ダニ・ロドリゲス、アンス・ファティのイレブンをピッチに送った。ダニ・ロドリゲス(19)にとっては、トップチームでの公式デビュー戦となった。
数日後のインテルとのチャンピオンズリーグ準決勝第二レグ、来週のリーグ戦、エル・クラシコなどを念頭においてのローテーションだったが、バルサにとって、試合は予期した通りには進まなかった。リーガ最下位のチームは、前半6分、先制点を叩き込んだ。コーナーキックから始まったプレーのクリアボールを拾ったイバン・サンチェスが223日ぶりにピッチに戻ったテア・シュテーゲンの手に届かない場所にシュートを突き刺した。
バルサは同点に追いつくために、あらゆる手を尽くしたが、ネットを揺らすことができなかった。前半15分にはパウ・ビクトルのヘディングシュートが枠を捉え、同点弾を決める寸前だったが、フェレイラにすんでのところでクリアされた。前半30分には、アンス・ファティもゴールチャンスを手にして、右足を振り抜いたが、これもまた、バジャドリードのキーパーにクリアされた。
更に、この日、公式デビューを果たしたダニ・ロドリゲスが負傷し、前半38分にピッチを退くことを余儀なくされ、代わりにラミン・ヤマルが入った。バルサは、僅差リードを許したまま、ハーフタイムを迎えた。
後半、再び、逆転へ
後半の頭から、ハンジ・フリックはペドリとアンス・ファティを下げて、フレンキー・デ・ヨングとハフィーニャをピッチに送った。そのハフィーニャが同点弾を決めるまで、10分間も必要としなかった。後半8分、フェレイラがクリアしたボールをハフィーニャが受けると、それを突き刺し、同点弾をマーク。バルサは、スコアを1-1に戻した。更に後半15分、ジェラルド・マルティンが左からあげたクロスに反応したフェルミンが追加点をマーク。バルサは、スコアを1-2に変えた。
後半16分にはパウ・ビクトルに変えて、ダニ・オルモが入った。後半25分には、エクトル・フォルトの放ったシュートがポストに弾け、バルサの攻撃は続いた。34分にはガビに変えてエリック・ガルシアがピッチに立った。後半35分に再び、ジェラルド・マルティンのあげたセンタリングに合わせて、ラミン・ヤマルが放ったシュートは、バルサの3点目になる寸前だったが、ゴールラインでバジャドリードのディフェンスに阻まれた。
テア・シュテーゲンの活躍
その一方で、バジャドリードも攻撃の手を緩めなかった。後半30分にはラタサがゴールを決める寸前だったが、この試合で復帰したキャプテンが失点を阻止した。テア・シュテーゲンは前半11分にも、ラウル・モロと1対1になって攻められた際もゴールを防ぎ、また、試合終了間際も同様に、チームを救った。テア・シュテーゲンが失点を防いだおかげもあり、バルサは3点目を必要としなかった。再び、勝ち点3はバルサの掌中に落ち、バルサはリーガでまた1週、首位の座を守った。
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