叶えられた夢

2025年4月19日は、バルサアカデミー奈良校にとって、記念すべき日となった。2018年に開校した時の初年度の元選手、川井大地が、日本のJ３リーグ、奈良クラブのプロ選手としてデビューを果たしたのだ。 バルサの価値観を胸に、サッカーを行ってきた彼の夢が叶ったのだ。

だが、歴史はそこで終わらなかった。その同じ年に、川井大地は、バルサアカデミー奈良校に、父親の川井亘と共に、監督として戻ってきたのである。三重県出身の大地とその家族は、バルサアカデミー奈良校に火曜ために、2時間をかけて通っていた。若い時からのその熱心な視線は、常に手本だった。

模範的な家族

川井大地の歴史は、その家族なしには理解できない。兄弟の川井瑞樹、彩杜もバルサアカデミー奈良校に通った。家族全員がクレであり、FCバルセロナに情熱を傾けていた。河合大地にとっては、最高のアイドルはアンドレス・イニエスタであり、現在、彼自身も新たなジェネレーションに、謙虚さ、熱意、サッカーへの愛情をもって、インスピレーションを与えている。

叶った夢

バルサアカデミー奈良校時代に、インドで行われたバルサアカデミー APAC トーナメント2019ほか、地元での数多くの大会にバルサのユニフォームの誇りを守りながら参戦してきた。  2019年には育成を継続するために、アメージングアカデミー（山梨）に入り、奈良に戻ってくるまで３シーズンそこでプレーした後、プロになる夢を叶えたのだ。